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花子とアン 150話 あらすじ&ネタバレ [第25週 あらすじ&ネタバレ]

花子とアン 150話 あらすじ&ネタバレ 9月20日(土)


「どんな朝でも美しい」

動いていく世界


東京に戻った花子は、早速黒澤に電話を掛ける。



そして、是非ラジオに出演したいと

伝えるのだった。

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その様子を英治は嬉しそうに見守っていた。


一方、甲府の安東家では、

畑から戻る吉平と吉太郎を

ふじが待ち構えていた。



「ずっと待ってるだよ。」

とふじは、吉太郎に意味ありげに言った。



扉を開けると、囲炉裏端に座る亜矢子の姿が。



「醍醐さん!?」

吉太郎は驚いた。



一方、亜矢子は不機嫌な顔だった。



「醍醐さん、どうしてここに?」

と尋ねる吉太郎に亜矢子は

今までの自分の心配と怒りをぶつけた。



吉太郎の身を案じて、眠れぬ夜を過ごしたこと、

あちこち探し回っていたこと。

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「すみませんでした。」

と頭を下げる吉太郎に亜矢子は

「もうこれ以上、吉太郎さんを待ってはいられません!

これ以上待ってたら、ヨボヨボのお婆ちゃんに

なってしまいます。」

そう言うと、自分の決意を語った。

「わたくしも吉太郎さんと一緒に

葡萄酒を造ります!」


「てっ!?」

吉太郎も、吉平も、ふじも驚いた。



亜矢子は精一杯頑張るから、

自分を安東家に置いてくれと頼むのだった。


そんな亜矢子に吉太郎は

「あなたは、いつも肝心なことを

自分からどんどん先に言ってしまう。」

と怒った調子で言うと、

さっと両親に向き直り

「おとう、おかあ、おら、この人と

一緒になりてぇ。」

と、はっきりと言うのだった。



そしてまた亜矢子に向き直ると

「こんなポロ家に、本当に来てくれるんですか?」

と尋ねた。

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「はい…はいっ!」

明るく答える亜矢子。


「てぇっ!!」

いつの間にか、リンが来ていて、

一部始終を聞いていたようだ。



慌てて出て行ってしまうリン。



二人の結婚は、あっという間に

村中に知れ渡ることだろう。



ラジオのおばさん復活


1946年(昭和21年)1月。


花子が5年ぶりにラジオに出演する日が

やって来ました。



ラジオ局はGHQの統制下に置かれていて、

米軍が仕切っていた。



原稿は彼らに厳しくチェックされている。



花子が放送室に入り、黒澤と話していると

軍人が原稿を持って入って来て

「ヘイ、ママさん。」

と花子に原稿を渡した。



軍人はガムを噛みながら、

横柄な態度で花子に指示を与えた。

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花子が英語で返すと

「チビなのに英語が話せるんだな。」

と失礼な発言をした。



と、軍人は花子の横にいた職員の

万年筆を取り上げ「くれよ。」と言う。



職員は父の形見だからと反論するが、

軍人は「戦争に勝ったのは誰だ。」

と横暴な態度に出る。



堪らず花子は「ミスター。」と声を掛け、

英語で万年筆を返すよう注意する。



「確かに、日本は負けました。


だからと言って、そんな傍若無人に

振る舞っていいと思っているんですか。」

と、ピシリと注意するのだった。



「どうか進駐軍として

品位ある行動をして下さい。」

花子の言葉に軍人はたじろいだ。



と、そこへ軍人の上官が入って来た。



「このご婦人の言うとおりだ。

今すぐガムを捨てて、謝罪しろ。」

軍人は言うとおりにし、出て行った。



上官は部下の非礼を花子に詫び、

「あなたはまるでポーシャみたいだ。」

とシエイクスピアの「ヴェニスの商人」に

登場する人物に評して褒めるのだった。



花子のお話

甲府では、花子のラジオを聴こうと

吉平たちがラジオの前に集まった。



「今日は気分がいいだ。」

と言う吉平は、床から起き上がり

ふじに支えられてラジオを聴いた。



「全国のみなさん、ごきげんよう。

村岡花子です。」

花子は女性アナウンサーに促され、

どのように英語を学んだのか、話を始めた。

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村岡家でも、かよの屋台でも、

花子のラジオは流れていた。



かよの屋台でラジオを聴いた客からは

「ごきげんようのおばさんの声、

懐かしいなあ…。」

と嬉しそうな声が聞かれた。



屋台には宇田川も来ていた。

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「またラジオに出るなんて、

ミミズの女王も懲りないわね。」

と相変わらず毒舌だ。



宮本家でも花子のラジオは流れていた。



蓮子は純平の仏前で静かに聴いていた。



ラジオからは花子が翻訳の仕事に

興味を持ったキッカケを話していた。



修和女学校で学んでいた時、

腹心の友が翻訳の道へ進む

勇気をくれたと語る花子。



「はなちゃん…。」

と呟く蓮子。



花子に最初に英語を教えてくれたのは?

と尋ねられた花子は、父からだと答える。



「てっ?おれのこんけ?」

吉平が呟いた。



花子は父のお陰で東京の女学校で

学べたこと、翻訳家になれたことを話した。



吉平は嬉しそうに目を細め、聴いていた。



「は~な~。」

と小さく呟き、そっと目を閉じる吉平。



吉平逝く


「外国の言葉を知ると言うことは、

それだけ多くの心の窓を持つと言うことです。」

花子の話は続いた。

「さあ、心の窓を大きく開けて、

一歩を踏み出しましょう。」


希望に満ちた、花子のお話が終わった。



「あ~んた。」

優しく吉平に声を掛けるふじ。

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しかし、吉平が返事をすることは無かった。



吉平は花子の声を聴きながら、

逝ってしまったのだった。



⇒1話のあらすじ&ネタバレへ

⇒149話のあらすじ&ネタバレへ

⇒151話のあらすじ&ネタバレへ



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