花子とアン １０３話 あらすじ＆ネタバレ [第１８週 あらすじ＆ネタバレ]
花子とアン １０３話 あらすじ＆ネタバレ ７月２８日(月）
「涙はいつか笑顔になる」
兄の仕打ち
甲府の花子の実家に隠れていた蓮子は、
兄・葉山伯爵に見つかり、連れ戻されてしまう。
「どうして妹に、こんなひどい事ができるの！？
蓮様だって幸せになっていいじゃないですか！」
花子は必死に訴えたが、
葉山伯爵の胸には何も響かなかった。
実家に連れ戻された蓮子は
義姉の園子に美しい黒髪を切られた。
「私だって、本当はこんな事したくないんですのよ。」
葉山の命令だと言わんばかりに
蓮子の髪に鋏を入れた。
蓮子は生まれてくる子供のためなら
どんな辱めでも受ける覚悟で耐え忍んだ。
蓮子の出産
夏が来た。
そろそろ、蓮子の産み月のはずだ。
花子は連日、蓮子に宛てた手紙を書くが、
本人に届いているかは不明だった。
龍一も足しげく葉山邸に通うが、
いつも門前払いを喰らってしまう。
龍一は弁護士になるため、勉強していた。
そこへ亜矢子がやって来た。
花子が龍一を紹介すると、亜矢子は
「この方が…。
おめでとうございます！」
といきなり龍一にお祝いを言った。
「蓮子様、無事に男の子を出産なさったんです！」
これには花子も龍一も仰天した。
なんでも亜矢子は、蓮子と話がしたくて
何度も葉山邸に通っていたらしい。
何度も通っているうちに、
葉山家の運転手と親しくなり、
蓮子が無事に出産し、
母子共に健康であるという情報を入手したのだ。
龍一は大喜びで、子供の名前を書いた紙を取り出した。
「愛子」と書かれた紙の下には
「純平」と書かれた紙が。
男の子だから、純平に決めた。
花子はなんとか、蓮子に子供の名前を
伝えたいと考え、亜矢子に相談する。
葉山伯爵、再びの福岡へ
葉山伯爵は、再び嘉納邸を訪れていた。
屋敷に入ると、葉山はあっという間に
伝助の会社の社員たちに囲まれてしまう。
伝助に恥を書かせた蓮子を皆、許せないのだ。
男たちにどつかれているところへ伝助が来た。
「やめんか！！」
その一喝で、男たちが離れた。
「嘉納様…、蓮子はうちに連れ戻しました。」
そう言うと、葉山は土下座して詫びるのだった。
本来なら結納金を返すのが筋だが、
葉山にはもうその金がない。
せめてものお詫びに…と、
蓮子の黒髪を伝助に渡した。
「蓮子は尼寺へ行かせます！
あの男とは、死ぬまで二度と会わせません！」
と言う葉山に、伝助は赤ん坊が生まれたか聞いた。
「は…、はい。」
と答えると、また男たちがいきり立った。
「やめんか！いいか！よーく聞け！
蓮子のこつは、これで仕舞いにする。」
伝助はそう宣言した。
母と子の再会
一方、葉山伯爵家には、花子が押しかけていた。
例の運転手の協力を得て、実力行使で乗り込んだのだ。
屋敷の前で騒がれては…と、園子はしぶしぶ
花子を蓮子の部屋へ通した。
「この事はお兄様には内緒ですよ。
私が叱られるんですからね。」
と、蓮子に注意した上で、花子に会わせた。
花子は無残に切られた蓮子の髪を見て激怒した。
しかも、子供と引き離されているという。
ちょうど、遠くから赤ん坊の泣き声が。
花子は自分が赤ん坊を連れてくると
探しに行こうとした。
最初は止めた園子だが、花子の勢いに負け、
赤ん坊を連れに行った。
その間に花子は、龍一から預かった紙を
蓮子に手渡した。
「純平。この名前を龍一さんが…。」
そこへ、赤ん坊を抱いた乳母が入って来た。
蓮子は赤ん坊に駆け寄ると
「純平！お父様が付けて下さったのよ。
素敵な名前ね。よろしくね純平。」
と言って、初めて我が子を抱くのだった。
⇒１話のあらすじ＆ネタバレへ
⇒１０２話のあらすじ＆ネタバレへ
⇒１０４話のあらすじ＆ネタバレへ
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「涙はいつか笑顔になる」
兄の仕打ち
甲府の花子の実家に隠れていた蓮子は、
兄・葉山伯爵に見つかり、連れ戻されてしまう。
「どうして妹に、こんなひどい事ができるの！？
蓮様だって幸せになっていいじゃないですか！」
花子は必死に訴えたが、
葉山伯爵の胸には何も響かなかった。
実家に連れ戻された蓮子は
義姉の園子に美しい黒髪を切られた。
「私だって、本当はこんな事したくないんですのよ。」
葉山の命令だと言わんばかりに
蓮子の髪に鋏を入れた。
蓮子は生まれてくる子供のためなら
どんな辱めでも受ける覚悟で耐え忍んだ。
蓮子の出産
夏が来た。
そろそろ、蓮子の産み月のはずだ。
花子は連日、蓮子に宛てた手紙を書くが、
本人に届いているかは不明だった。
龍一も足しげく葉山邸に通うが、
いつも門前払いを喰らってしまう。
龍一は弁護士になるため、勉強していた。
そこへ亜矢子がやって来た。
花子が龍一を紹介すると、亜矢子は
「この方が…。
おめでとうございます！」
といきなり龍一にお祝いを言った。
「蓮子様、無事に男の子を出産なさったんです！」
これには花子も龍一も仰天した。
なんでも亜矢子は、蓮子と話がしたくて
何度も葉山邸に通っていたらしい。
何度も通っているうちに、
葉山家の運転手と親しくなり、
蓮子が無事に出産し、
母子共に健康であるという情報を入手したのだ。
龍一は大喜びで、子供の名前を書いた紙を取り出した。
「愛子」と書かれた紙の下には
「純平」と書かれた紙が。
男の子だから、純平に決めた。
花子はなんとか、蓮子に子供の名前を
伝えたいと考え、亜矢子に相談する。
葉山伯爵、再びの福岡へ
葉山伯爵は、再び嘉納邸を訪れていた。
屋敷に入ると、葉山はあっという間に
伝助の会社の社員たちに囲まれてしまう。
伝助に恥を書かせた蓮子を皆、許せないのだ。
男たちにどつかれているところへ伝助が来た。
「やめんか！！」
その一喝で、男たちが離れた。
「嘉納様…、蓮子はうちに連れ戻しました。」
そう言うと、葉山は土下座して詫びるのだった。
本来なら結納金を返すのが筋だが、
葉山にはもうその金がない。
せめてものお詫びに…と、
蓮子の黒髪を伝助に渡した。
「蓮子は尼寺へ行かせます！
あの男とは、死ぬまで二度と会わせません！」
と言う葉山に、伝助は赤ん坊が生まれたか聞いた。
「は…、はい。」
と答えると、また男たちがいきり立った。
「やめんか！いいか！よーく聞け！
蓮子のこつは、これで仕舞いにする。」
伝助はそう宣言した。
母と子の再会
一方、葉山伯爵家には、花子が押しかけていた。
例の運転手の協力を得て、実力行使で乗り込んだのだ。
屋敷の前で騒がれては…と、園子はしぶしぶ
花子を蓮子の部屋へ通した。
「この事はお兄様には内緒ですよ。
私が叱られるんですからね。」
と、蓮子に注意した上で、花子に会わせた。
花子は無残に切られた蓮子の髪を見て激怒した。
しかも、子供と引き離されているという。
ちょうど、遠くから赤ん坊の泣き声が。
花子は自分が赤ん坊を連れてくると
探しに行こうとした。
最初は止めた園子だが、花子の勢いに負け、
赤ん坊を連れに行った。
その間に花子は、龍一から預かった紙を
蓮子に手渡した。
「純平。この名前を龍一さんが…。」
そこへ、赤ん坊を抱いた乳母が入って来た。
蓮子は赤ん坊に駆け寄ると
「純平！お父様が付けて下さったのよ。
素敵な名前ね。よろしくね純平。」
と言って、初めて我が子を抱くのだった。
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